株式取引とFXの比較

「同じ投資なら株とFXどちらが得?」

これから自分でトレードを始める方には迷われる場合もあると思います。
株とFXのどちらもファンダメンタルやテクニカルからチャートを見て
取引するといった点では同じですね。

結論から言えば、どちらが得で初心者向きというのは言えません。
どちらにも相応のリスクがあり、メリットがあります。
大事なのはそれぞれの特徴を把握しているかどうかです。

株式投資で信用取引を数年経験しているのに、FXについては
取引の経験がまったくない・・・と言う方もたくさんいます。
私の友人で株式で結果が出せなかった方がFXと株式の両方の
取引を始めたとたんに両方の結果が付いてきた方がいます。
株取引にも為替レートは重要な指標ですから、
株取引の為替リスクをFXでカバーする形を取られているようです。

まずは株取引とFXの違いを把握して置くようにしましょう。

株取引とFXの比較

株取引とFXを比較する上で6つのポイントを紹介します。

■株・FXそれぞれに掛かる手数料

株の取引手数料については証券会社によって違いはありますが
●10万〜20万未満の少額取引無料
●1日の約定代金に応じた手数料
●定額制手数料で取引回数制限あり
おおまかに上記の手数料形態が一般的です。

FXの手数料の場合は手数料が無料の業者も多く、
取引金額での手数料を単純に比較すればFXの方が手数料は
掛からないかもしれませんね。

■株・FXの取引可能時間

●株の取引の場合
平日の前場午前9時〜11時 後場午後12時半〜15時

●FXの場合
基本的に平日の24時間
※業者ごとに早朝1時間程度は取引不可

サラリーマンの方など平日に仕事を持つ方にとって株取引は
デイトレよりもファンダメンタルを重視したスイング、
長期保有が主体になる事だと思います。

FXの場合は18時以降など、アメリカの市場や各指標が出る事から
海外では活発に為替取引が行われていますから、
十分にチャートを見てデイトレードも可能です。

■株・FXの取引期限

株の現物取引で保有する場合は保有銘柄が上場廃止にでも
ならない限り保有し続ける事が可能です。
※市場での売買が出来なくなるだけです
株の信用取引の場合は業者によりますが、決済期限があります。
またそれぞれの銘柄において一日の値幅制限もあります。

FXの場合は決済期限はありません。
また24時間の取引ですから値幅制限といった事もありません。
ですから、ポジションごとにロスカットを設定しておく等が必要です。

■株・FXのレバレッジ

株取引のレバレッジは信用取引で通常は3倍程度です。
FXの場合は業者や口座ごとに違いはありますが、約10倍〜400倍。
レバレッジが大きい方が良いという訳ではありませんが、
効率を考慮すればFXの方が有利かもしれません。

■株・FXの変動性やリスク

株・FX共に政治・金融・地政学リスクを抱えています。
それらリスクによる変動リスクは株もFXも同じです。
ただ株取引の個別銘柄の場合は良くも悪くもその銘柄の業績しだい。
銘柄によっては突然の上場廃止となり、連日のストップ安から売却不能に
なる事もあります。
もちろん通貨にもそういったリスクはあるのですが、対象は国ですから
企業よりも信用性は高いかもしれませんね。

■株・FXの配当や金利について

株を保有している場合は配当金を受取る事が出来ます。
企業によっては0配当もありますが、基本的に株主優待や配当金を
企業ごとに年1、2回設定されている場合がほとんどです。

FXの場合はスワップ金利(通貨間の金利差)を受取る事ができます。
円クロスの取引では日本の低金利が手伝ってほとんどの通貨でかなりの
高金利を毎日受取れます。

どちらも配当・金利を受取れますが、日本の上場株式全体での配当平均と
比較して考えればFXの方が現時点では有利かもしれません。
株式の場合は配当が確定する期日までの保有が条件ですし、
毎日配当されるFXはその点でも有利と言えるでしょう。


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